消費税の納税義務-1- まずは年間1,000万円(2年前)を覚える

今回は消費税の納税義務について、基礎から書いていきます。

 

まずは国税庁HPより。

「消費税では、

その課税期間の基準期間における課税売上高が1,000万円以下の事業者は、

納税の義務が免除されます。」

No.6501 納税義務の免除|国税庁

 

基準期間とは「消費税の納税義務を判定するための基準とする期間」という意味で、

原則としては2年前の事業年度をさします。

個人事業主 H31.1.1~R1.12.31⇒H29.1.1~H29.12.31 で判定

法人 H31.4.1~R2.3.31⇒H29.4.1~H30.3.31 で判定

こんな具合ですね。

 

カンタンに行ってしまえば

「2年前の売上が1,000万円以下か、超えたか」

 

これが原則なのですが、特例や気を付けることがたんまりあります。

上記のHPでもいろいろ書いてありますね。

さらに、前回の記事のように納税義務を免除しないほうがよいケースもあります。

 

特例や気を付けることについては、下記のような場合分けができます。

・業種に関すること(売上のなかに非課税のもの、免税のものがある)

・基準期間に関すること(基準期間がない、基準期間に納税義務がない)

・納税義務を免除しないほうがよいケース

・相続や合併等の組織再編に関すること

 

すでに継続して事業を行っている方は、急いで意識する必要はありませんが

新しい事業を始めたい、新しい会社を作りたいという方は

知っておくべきことが多いです。

 

ただし丁寧にまとめていきたいと思ってますので

ちょいと時間がかかるかもです…

別記事で書きたいものもあったりするので

少しづつ更新して行ければと思っております!

 

よろしくお願いします。